失語症の治療

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失語症は手術や薬で治すことはできません。欠損した機能を繰り返し、繰り返し数年間訓練することで、少しずつ良くなるのです。病院では言語聴覚士がこのような訓練を行っていますが、地方では、言語聴覚士が少ないこともあって、失語症の訓練を実施している病人が少ないのが現状です。また、病院で失語症の訓練を受けたとしても、訓練終了後の方や、病院が遠かったり、長期間の訓練のため失語症の訓練を受けてない多数の在宅者を対象とした、地域の保健所や自宅でできる訓練の指導が不足しています。失語症者と言語聴覚士との関係を考えてみましょう。失語症を、言語訓練で、治すのですが、これは、訓練を何度も何度も繰り返さなくては駄目なのです。訓練には、グループ訓練もありますが、マン・ツウ・マンでの訓練の方が多いかと思います。この方法は、言語聴覚士が失語症者の状態に合わせて作ったプログラムで、20〜30分間、訓練をします。内容は失語症者の状況によって様々ですが、大抵は、会話の練習、簡単な器具を使った言葉の練習、パソコンを使って訓練ソフトでの訓練等が行われ、宿題が出ることもあります。この訓練は両者が20〜30分間対面して、話をしているのですから、自然と、両者の人間性が出てきます。失語症者は高齢者で言語聴覚士は若い方の場合が普通です。両者は、育った時代背景も隔絶しているため、共通の常識(説明や話をしなしても、当然知っているはずの知識)や通念(ある事柄について、誰もが共通に持っている考え)も少なく、また職歴も背負っている社会的・家庭的責任の重さも、かけ離れて異なっておるためお互いに理解し得なく誤解が生じ信頼関係が崩れます。また、言葉の不自由なことで失語症患者の意思、希望といったことが分かってもらえない事もあります。

失語症 種類

失語症の種類は様々で、人によって症状が違います。失語症は話す・聞く・読む・書く・計算に障害があります。 その中で一番困っている、言語症状を簡単に説明します。「発語失行」話の理解力、話をする筋力、協調性に異状はありませんが、口や舌が言語中枢の指示どおり動かず、そのため、言葉の言い間違いや変な言葉になります。「流暢性の障害」流暢性とは、人が普通に話をしている状態のことで、障害を起こしますと、言葉のスピード、内容、アクセント等に異状が出ます。「錯語」話をしたり、文章を書くとき、思っていることとは、違った表現になってしまいます。 「語健忘」言いたい物や人は分かっていますが、その固有名詞が思い出せないのです。そのため、あれ、これ、それなどの代名詞を使うことになります。このように、一言で失語症といっても様々な種類があるのです。

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